2009/04/25
サブバッテリー充電用の簡易走行充電システム
走行充電するには色々システムがあるようですが
高級な装置を買うことなく自作で何とかシステムを作ろうかと。。。
まずは案
走行用バッテリーからの並列つなぎで
エンジンが動いている時のみ充電。
動作を忘れても安全方向に・・・
なるべく安く手持部材で済ませる。
結果
ACC電源でリレーを自己保持駆動させ
走行用バッテリーとサブバッテリーを並列接続する。
材料
ケーブルは2SQが以前友人からたくさん頂いたのでそれを使う。
リレーも友人から頂いた車用のリレー
さあ買う物を考えましょう。
2SQのケーブルの定格電流は20A前後。
バッテリー空になったとして11V前後
走行用はオルタ起動で14V前後
理科の問題@。
ケーブルを定格電流内で使うにはどうしたらよいでしょう?
ハイ!
抵抗を入れます!
V-IRですから
電位差3v=20R
R=0.15 安全方向で0.2ΩあればOK!
理科の問題A
その抵抗は何ワットのものが必要でしょうか?
ハイ!
3V×20A=60Wです!
0.2Ω 60Wの抵抗が必要で〜す。
お店に購入に・・・・・
無い!
10W なら色々あるのに・・・・・
???? あっ!
理科の問題B
抵抗を並列接続しました。
その抵抗値を求めなさい
1Ω10W を5個並列接続
ハイ!
1/1+1+1+1+1=0.2Ω
ついでに
10W×5=50W
0.2Ω 50wの抵抗になりま〜す。
値段も1個90円なので450円で〜す。
1Ωの抵抗を念のため、アルミ板(放熱プレートのつもり・・)接着し
ワンプッシュSWと自己保持用リレーを組み込み
手持に2回路のリレーが無かった為2個リレーを使用。
部屋作業は終了
抵抗の付ける場所を検討。。
あった!
ここなら熱持っても大丈夫ネジ止めできるし
下に着地しているし メインのリレーは以前作った
コイル昇圧回路のリレーと並べました。。
配線は仮なので隔壁板を通すのを止め
直ぐ取れるようにここで処理
仮なのでこんな感じ。
高級エーモン製のヒューズホルダー
平端子でも良かったけどバッテリー直用なので絶縁しっかりした物を
これ30Aまでいけます!
全ての仮配線が終了し緊張の動作確認。
抵抗の温度は・・13.4℃ ¥(寒いはずだ!!)
バッテリーに電圧計をセットし
エンジン始動!
シガライターソケットに差込
充電ボタンを押す!
おお!!! バッテリー電圧が14vへ!!
直ぐにエンジンを止め、充電がされていないことを確認
抵抗の温度も確認!
問題ない
初期起動成功!!!
じゃあきちんと測定しましょう
さっき受電したばかりなので
13V エンジン掛けボタンをON!
14Vへ
温度はほぼ気温かな・・・
まあ電位差1Vだしね!
電流もほとんど流れていないと思い
ヒューズを30A→10Aへ
切れないで充電しているよ!!
念のため10Aヒューズ入れて切れたら30Aに交換しよう!
充電必要になるまで、サブバッテリーの+側と
シガーソケットは抜いて安全対策!
さあ配線をまとめて終了だ〜!
できました!!
教訓
理科の授業は社会に出て役立ちます。
特に貧乏人には!